取れにくい&腫れにくい 当院独自の二重埋没法
ブログを読んでくださりありがとうございます。
早いもので今年も11月となりました。
改めての解説にはなりますが、
二重埋没法は大きく分けて「瞼板法」と「挙筋法」に分類されます。
これは二重を作る際に「糸をどの部分に通すか」という違いで、
それぞれ以下の通りとなります。
●瞼板(けんばん)法
まぶたの端のほうにある硬い組織に糸をひっかける方法
●挙筋(きょきん)法
まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)に糸をひっかける方法
それぞれメリットデメリットがありますが、
当院では挙筋法による二重埋没法を行うことが多く、
挙筋法の特徴としては以下が挙げられます。
●糸をひっかける場所(眼瞼挙筋)がまぶたの上の方にあるため、
①術後に糸が眼球に触れるリスクが少ない
②糸をひっかける位置が遠い分、広めの二重を作ることもできる
●挙筋腱膜は瞼板よりも柔らかい組織のため糸を通しやすく、
施術による痛みをより軽減することができる
●挙筋腱膜の本来の構造(枝分かれした構造)に似た形で
糸を通すことができるためより自然な二重ラインになる
●ただし糸を通す場所までの距離が長いため、
瞼板法よりも腫れが生じやすい
当院では、挙筋法のデメリットである
「腫れ」を最小限に抑えることができる
「挙筋プライケーション法」という特殊な方法による
二重埋没法を行っており、開院以来この方法による
埋没法を最も多く行っています。
挙筋プライケーションとは
切開法で行う腱膜前転類似処置なのですが、
これを埋没法で切らずに行うという手技になります。
裏側の挙筋腱膜に1本の糸を2回かけることで
自然で取れにくい二重まぶたを作ることができます。
通常の挙筋法は内側と外側の2箇所を留める方法が主流ですが、
挙筋プライケーション法では2回糸をかけるため
裏側4点で留めることができるため、
より堅固で取れにくい二重ラインになるという特徴があります。
さらに挙筋腱膜の折り込み効果もあるため
軽度の眼瞼下垂に対する改善にもなります。
●できるだけ腫れを抑えた二重埋没法を探している
●くっきりパッチリした二重ラインにしたい
●幅広二重を埋没法で作りたい
といった際にお勧めの当院オリジナルの二重埋没法です。
>二重埋没法の詳細はこちら
>二重埋没法の症例もご覧ください