性器ピアス(ボディピアス)とは
ボディピアスの中でも、当院においてご相談が多い部位が性器ピアスです。女性の場合は大陰唇や小陰唇の他、陰核(クリトリス)や恥丘などに、男性の場合は男性器や睾丸の皮膚へ処置を行うことが多いです。
いずれの部位も事前に局所麻酔を使用するため、施術の際に痛みを感じることはほぼありません。(麻酔を注射する際には針を刺すため多少の痛みがありますが、ほとんどの方が問題なく施術を行っております) 穴あけでは一般的なピアッサーではなく医療機関専用のニードルを使用するため、迅速且つ正確に希望の場所に穴開けをすることが可能です。
こんな方におすすめ
- 外性器にピアスで飾りたい
- 外性器や周辺部にピアスをして性感を高めたい
- できるだけ痛みやリスクが少ない形でピアスを開けたい
性器ピアス(ボディピアス)の施術詳細について
身体の中でも、特にデリケートゾーンは雑菌が入りやすい部位です。そのため当院では、できるだけ感染や化膿などのトラブルが生じないような形で施術を行っています。
◎剃毛
施術による感染を防ぐために事前に施術部位の剃毛を行います。
◎麻酔について
施術では医療用ニードルを使用して穴開けを行います。施術前に局所麻酔を行いますので、痛みを感じることはほぼありません。(注射をする際には多少の針の痛みが生じますが、ほとんどの方が問題なく行っておられます)
◎術後のケアについて
術後は感染を防ぐために1週間程度の間、処方する軟膏を1日2回程度塗布するようにしてください。痛み止めも処方しますので、痛みが生じた際には服用するようにいてください。(服用の間隔は6時間以上空けるようにしてください)
入浴は1週間後から可能です。患部に刺激を与えないよう、洗浄する際には低刺激性のボディソープなどでできるだけ優しく洗うようにしてください。
◎ファーストピアスは3~6か月程度はずせません。
穴を開けた部分の皮膚が完全に癒着するまでには3~6か月程度かかります。この間はファーストピアスは3か月程度は外せませんので、イベントなどの予定がある際には逆算した上で施術を行うことをお勧めします。
当院の施術の特長
1 痛みが少ない施術
性器ピアスの施術では事前に局所麻酔を行った上で施術を行います。局所麻酔を行う際に多少の針の痛みはありますが、施術はほぼ痛みを感じることなく5分程度で終了となります。
2 ご希望の部位に施術可能
当院では性器ピアス(男女)の施術を多数行っております。「この部位に開けたい」といったピアスの穴開け場所のご希望などもお気軽にお申し付けください。
3 万全のアフターケア
基本的に術後にトラブルなどが生じることはありませんが、万が一の際には当院院長がアフターケアの対応を行います。ワンドクター制ならではのメリットです。
性器ピアス(ボディピアス)の種類
当院で穴開けが可能な部位は以下の通りです。イラスとはおよその部位となるため、詳細については以下の解説もご確認下さい。
女性
【デリケートゾーン周辺】
アウターラビア | 大陰唇へのピアス |
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インナーラビア | 小陰唇へのピアス |
クリスティナ | 恥丘へのピアス |
【クリトリス周辺】
クリトリス | 陰核(クリトリス)のピアス |
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クリトリスフッド | 陰核(クリトリス)の下側へのピアス |
イザベラ | 陰核(クリトリス)包皮の上からクリトリス下側を縦に通すピアス |
トライアングル | 陰核(クリトリス)包皮から陰核(クリトリス)下を貫通させるピアス |
ホリゾンタル・クリトリス・フッド | 陰核(クリトリス)の包皮を横に突き抜けるピアス |
ヴァーティカル・クリトリス | 陰核(クリトリス)を縦に貫通させるピアス |
ヴァーティカル・クリトリス・フッド | 陰核(クリトリス)の包皮を縦に貫通させるピアス |
男性
【男性器】
ピュービス | 男性性器の根元へのピアス |
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フォースキン | 男性器の皮膚(包皮)へのピアス |
フレナム | 亀頭の裏側のへのピアス |
【男性器周辺】
ハファダ | 睾丸の皮膚(ヒダ)へのピアス |
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ギーシュ | 会陰へのピアス |
施術の流れ
STEP
1 カウンセリング
事前の診察でどの部位にピアスを開けたいのかなどを丁寧に確認いたします。施術における不明点やご希望の仕上がり、施術の流れ、アフターケアについてなど、不明な点があればご質問下さい。
STEP
2 マーキング・消毒
ピアスを開ける部位に事前にマーキングを行った後、消毒を行います
STEP
3 麻酔
施術部位に局所麻酔を行います。施術時は麻酔が効いているため痛みはほぼありません。局所麻酔を注射する際には多少の痛みが生じますが、ほとんどの方が問題なく行っておられます。
STEP
4 施術
マーキング部位に医療用ニードルによって穴を開けます。二ードルを使用することで、一般的なピアッサーよりもスピーディかつ正確に穴をあけることができる点ができます。
STEP
5 アフターケア
施術部位に軟膏を塗布して施術終了です。ご帰宅後は、感染などを防ぐために1週間程度の間、1日2回程度患部に軟膏を塗布して下さい。
よくある質問
Q 金属アレルギーなのですが、施術は可能ですか?
A 当院では金属アレルギーが生じにくいチタン製ピアスも取り扱っていますが、アレルギーに不安がある際にはかかりつけの皮膚科等で検査をされてから施術を行うことをお勧めします。
Q 以前性器にピアスを開けていましたが穴が塞がってしまいました。再度開けることはできますか?
A 施術部位にしこりや皮膚疾患などがなければ、再度同じ位置にピアス穴を開けることも可能です。
費用
女性 | 大陰唇・小陰唇 | 1ヶ所 | ¥22,000 |
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上記以外 | 1ヶ所 | ¥33,000 | |
男性 | 全部位共通 | 1ヶ所 | ¥33,000 |
施術の注意事項
- 術後、一時体に施術部位に軽い熱感が生じることがありますが、通常は2,3日程度で改善します。
- 施術による感染を防ぐために事前に施術部位の剃毛を行います。
- 術後は感染を防ぐために1週間程度の間、処方する軟膏を1日2回程度塗布するようにしてください。
- 穴を開けた部分の皮膚が完全に癒着するまでには3~6か月程度かかります。この間はファーストピアスは3か月程度は外せません。
- 術後1週間程度経過しても痛みが続く、かぶれが収まらない際には、速やかに当院までご連絡ください。診察の上で必要な際にはピアスを抜去します。